ベースフード株式会社から発売されているベースブレッドは、糖質が低くタンパク質が多いため糖質制限ダイエットに向いている商品だと考えられています。
実際のところベースフード株式会社の広告などでも、ダイエットに適した商品であることをアピールしているのを確認できます。
しかしながら一方で「ベースブレッドはパンだから太る」「ベースブレッドを食べても痩せられない」などの声が聞こえてくるのも事実です。
本記事ではベースブレッドを食べ続けると太るのか、痩せるのか、どちらが真実なのかを究明していきます。
ベースブレッドは太るというより、むしろダイエット向きだと言える
結論から言うとベースブレッドはやはりダイエット向けの商品で、食べると太るような商品ではないと言えます。
ベースブレッドダイエットを経験した上で言うと、その理由は次の3点に集約されます。
- ベースブレッドは腹持ちが良い
- ベースブレッドは栄養バランスに優れている
- ベースブレッドは「そこそこ」美味しい
上記のように言える理由と実際に私がダイエットに成功した話については別記事に書いていますので、今回は簡単に解説だけ行います。
まずベースブレッドは2袋で1食分と定義されていますが、実際には1食でもお腹がふくれ満足感があります。
また2袋で410~528kcalと低カロリーであるため、1袋だけで済ますと1食あたりのカロリーは205~264kcalと1食分としては超低カロリーとなります。
おまけにベースブレッドはカロリーは低いままでビタミン・ミネラルは豊富であるため、ベースブレッドを摂取してダイエットを行っても健康的であると言えるのです。
またベースブレッドの味に関しては中毒性がある味ではなく食べ過ぎる心配がない点もメリットであると言えます。
言い換えるとベースブレッドは「美味しくてつい食べ過ぎてしまう」ような商品ではないため、食べ過ぎて太る心配がないと言えます。
ベースブレッドは太るの?口コミを集めてみた
このようにベースブレッドは個人的に太りにくい商品だと思っているのですが、ベースブレッドに対する評判を見ていると、中には「ベースブレッドは太るからやめておいた方が良い」と思われている方がいらっしゃるのも事実です。
「ベースブレッドはダイエットに最適な商品」であるはずなのに、なぜ「ベースブレッドは太る」と思われることが多いのでしょうか?
その原因は「食べ過ぎ」としか言いようがありません笑
ベースブレッドは低カロリーで腹持ちが良いため、朝昼晩どこかのタイミングで食事に置き換えることにより、1日の摂取カロリーを低減させることができます。
しかしベースブレッドの使いどころを間違えると「ベースブレッドのせいで太った」「太ってしまった」という悲劇を招きます。
ではどうしてベースブレッドを食べ過ぎてしまう人がいるのでしょうか?
人間はなぜベースブレッドを食べ過ぎて太るのか?
実は、ベースブレッドで太る人は次のような特徴があります。
- 1食2袋以上食べている
- 推定エネルギー必要量がもともと少ない
- ベースブレッドを過度にアレンジしている
- ベースブレッドをおやつとして食べている
- ベースブレッド以外の食事でカロリー過多となっている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ベースブレッドを2袋以上食べるとカロリーオーバーになり太ることもある
先にも述べましたが、ベースブレッドのカロリーは1食(2袋)で410~528kcalあります。
もしもあなたが1食に3袋のベースブレッドを食べたとすると、摂取カロリーは630~792kcalとなります。
ではあなたが3袋のベースブレッド食べると、つまり630~792kcalの熱量を摂取するとどうなるのか・・?
次の表からあなたが1日に必要な推定エネルギー必要量を探してみてください。
見つかった推定エネルギー必要量を3で割ってみてください。
それがあなたの1食分の推定エネルギー必要量となります。
どうでしたでしょうか?
あなたが男性ならカロリーオーバーにはならないでしょうが女性の方で運動量が少ない場合は、ベースブレッド3袋はカロリーオーバーになる可能性があります。
推定エネルギー必要量は年齢と性別、運動量によって決定されるのですが、属性によりその数値は大きく変わります。
ベースブレッド2袋の場合はほとんどの方が1食あたり(つまりは下記数値の1/3)の推定エネルギー必要量を超えることはありません。
しかし3袋以上食べるとベースブレッドがいかに健康的な商品であると言っても、カロリーオーバーとなり太る可能性があります。
体重の増減は、1日の消費カロリーと摂取カロリーの差によって決まります。
カロリー摂取過剰になると当然「ベースブレッドを食べているのに太る」ことになるため、体重を減らす目的でベースブレッドを購入されている方は、1食のベースブレッド摂取量が2袋を超えないようにすることが重要です。
推定エネルギー必要量が低い方はベースブレッドで太る可能性がある
性別・運動量・年齢によってあなたの推定エネルギー必要量が大きく異なることがお分かりいただけると思います。
女性の方は推定エネルギー必要量が少なく、身体活動レベルが低い方はさらに推定エネルギー必要量が少なくなります。
具体的には20代女性で身体活動レベルが低い場合、1日の推定エネルギー必要量は1700kcalであり、ベースブレッドを2袋食べると410~528kcalを摂取することになります。
1700kcalを3で割り1食分あたりに換算すると、566kcalとなりベースブレッド2袋を1食分としてもほとんどカロリーを削減できないことになります。
それどころか間食や外食を行うと簡単に1日に必要なエネルギー量を超過してしまうため、自身の状態によっては1食を1袋に制限するなど、1食2袋に拘らずできる限りベースブレッドの摂取量を少なくすることも重要であると言えます。
ベースブレッドを過度にアレンジすると太ることがある
ベースブレッドは種類によった味が異なり、とくにプレーン味は味が薄いためどこか物足りなく感じる方も多いと思います。
ベースフード株式会社の公式HPでもベースブレッドにアレンジを施したレシピが紹介されており、「ベースブレッドを美味しく食べるため」の情報が掲載されています。
しかしアレンジするということはそれだけベースブレッドのカロリーが高くなることを意味しています。
次のようなアレンジレシピは見た目も良く、とても美味しいのでしょうがダイエットには不適切であることは明らかですよね(笑)
「ベースブレッドを美味しく食べるためのアレンジ」と「ベースブレッドで美味しくダイエットするためのアレンジ」はなかなか相容れないものがあります。
アレンジするために食材を加えれば加えるほどその分カロリーも増えていきますので、ダイエット目的でベースブレッドを食べている方は、アレンジを最小限に行う必要があります。
ベースブレッドをおやつとして食べていると太る
ベースブレッドで痩せるためには、通常の食事に置き換えることが基本となります。
しかし中にはベースブレッドを通常の食事に加えおやつとして摂取したり、いつもは朝食を食べないのにベースブレッドを朝食として食べ始める方もいらっしゃいます。
いつもの食事にベースブレッドを加えると・・・どうなってしまうでしょうか?
太りますよね?
ベースブレッドは食べたら痩せるような商品ではありません。
通常の食事にベースブレッドを追加することは避けましょう。
ベースブレッドを食べても食事量が増えれば太る
ベースブレッドに限った話ではないのですが、太るのを避けるために気を付けるべきなのは暴飲暴食です。
ベースブレッドは「食べたら脂肪を燃焼させる」といった商品ではありません。
仮に朝食をベースブレッドで置き換えても、昼と夜に外食で大量のカロリーを摂取すると、かなり激しい運動を行わない限り確実に太ります。
ベースブレッドは腹持ちが良いため、私の場合はお腹がすいて追加でおやつを食べようと思うことは少ないです。
しかし1日の総摂取カロリーを減らすか消費カロリーを増やさない以上、ベースブレッドを食べても太ることはあります。
ベースブレッドを食べたら太るのか?まとめ
ここまで「ベースブレッドを食べたら太るのか?」をテーマに記事を執筆してきましたが、最後に簡潔に本記事をまとめたいと思います。