ベースブレッドを食べ始めて身に起きた変化や効果を検証、マイナス面もあり

私がベースブレッド生活を開始して半年が経過しました。

完全栄養食はCOMPという商品を6年以上昼食として食べ続けているので、ベースブレッドを食べることに何ら抵抗はなかったのですが、完全栄養食に対して懐疑的な目を向ける人もいるようです。

完全栄養食が怪しいという考えは「単一の食品を食べて健康的になれるわけがない」という、きわめて当たり前の感覚なのでしょう。

そんな方のために、私がベースブレッドを実際に食べて体や身の回りに起こった変化や効果をお伝えしていきます。

ベースブレッドを食べて体に起きた変化や効果を4つ列挙

最初に断っておくと私はベースブレッドを半年以上食べ続けているのですが、決して毎食ベースブレッドの生活をしていたわけではありません。

私がどのようにベースブレッドを食べ続けているかと言うと、単純に次のようにしています。

おそらく、私のようにベースブレッドは朝食か昼食として食べている方が多いと思います。
なぜならばベースブレッドは袋をあけて食べるだけという「手軽さ」という武器があるからですね。

ベースブレッドを夕食に食べれば時短になる上カルシウムや食物繊維の摂取に夕食は最適なのですが、夕食は料理をする時間が比較的とれるため、主食・副食・副菜をきっちり食べている人が多いと思われます。

早起きが得意な人はさておき、朝食や休憩時間に制限がある昼食にガッツリ食事を摂る人は少ないでしょう。

さて、私が朝食をベースブレッドに置き換えることによりどのような変化や効果があったのでしょうか?
見ていきます。

ベースブレッドを食べ続けると時短効果があり、朝に時間の余裕ができた

私がベースブレッドを摂取し始めてからとくに感じたメリットとしては、時短効果が第一にあげられます。

ベースブレッドを朝食にする以前、私の次のような朝食を(だいたい)毎日食べていました。

置き換え前の朝食

パンが2枚ある段階で、私はガッツリと朝食を食べる(食べていた)方だったことがお分かりいただけると思います。

画像にあげた朝食を作るには、

  1. パンにバターを塗る
  2. パンを焼く
  3. フライパンに油を塗る
  4. 目玉焼きを焼く
  5. 牛乳を注ぐ

という工程を踏む必要があります。

そして食べたあとには

  1. フライパンを洗う→油とれにくい
  2. コップと皿を洗う→面倒くさい

いわゆる食器洗いも待っています。
非常に手間がかかりますね(笑)

朝食を食べ終えるまでの所要時間は急いでも合計15分程度はかかるでしょうか?
内訳は調理に5分、食事に7分、片付けに3分といったところです。

毎日朝食にこの時間をかけていたわけですから、1週間では少なくとも15分×7=105分を朝食に費やしていたことになります。

さてベースブレッドを朝食にした場合(もちろん朝食である必要は無いのですが)、まず調理を行う必要はなくなります。
ちなみにベースブレッドは電子レンジで温めて食べても良いのですが、私は温めずにそのまま食べています。

ベースブレッドは袋を開けて食べて袋を捨てるだけですので、調理時間のみならず食器を片付ける時間も無視できてしまいます
ベースブレッドを食べ終える時間は1袋おおよそ3分程度で、2袋では6分程度ですね。
食べる時間自体は食パンと変わりがないのですが、やはり調理と片付けの時間を短縮できるのが大きいです。

私の場合は1食分に1袋しか食べていないので、朝食に要する時間はわずか3分でした。
しかも私は朝に風呂に浸かる習慣があるので風呂に入りながらスマホを見て朝食を摂るという、マルチタスクしまくりの朝時間を過ごしています。

私のように時間を詰め詰めにする必要もないと思いますが何にせよ、ベースブレッドのを食べ始めて起きた変化の第一位は「時短」です。

「朝食をたまに抜く」から「朝食は毎日食べる」に変化した

ベースブレッドを食べるようになってから起こった次の変化は「朝食を毎日食べるようになった」です。

これはベースブレッドの「時短」と深く関係しており、起きて部屋にベースブレッドが置いてあると何も考えることなくベースブレッドに手が伸びるので朝食が面倒だと思うことが無くなりました

「目玉焼き作るの面倒くさい」とか「パンにバター塗るのめんどくさい」とかそんなことを思うこともなく、本能の赴くままに食事を摂ることができるようになります。

べつに朝食なんて抜いたっていいじゃないか、抜いたら朝食の時間が0になるし

と思われる方もいるかも知れませんので朝食を毎日食べることのメリットもお伝えします。

タマノイ酢公式HPによると、朝食を食べることのメリットは次のようになります。

  • 脳や身体の働きを活発にできる
  • 便秘の解消を見込める
  • 生活習慣病の発症リスクを軽減できる

それぞれの項目を見ていきます。

まずベースブレッドなどの朝食を食べると「脳や身体の働きを活発にできる」点がメリットとしてあげられています。

睡眠中は体温が低下していますが、朝食を食べることにより体温が上昇し活動しやすい状態になるため、朝から脳や身体の働きを活発にすることができます。

次に「便秘の解消を見込める」点があげられていますね。

便通に悩んでいない人にはあまり関係のない話ですが、1日3回の規則正しい食生活は胃腸の働きを活発にし便意をもよおしやすくさせる、つまりは便秘が解消する方向へ導かれることが期待できます。

最後に「生活習慣病の発症リスク低下」について述べられています。

医療や食生活の発達により人間の寿命は80年を超えるに至りました。
老いても健康で生活するためには、食生活の改善も重要な要素の1つであることは否めません。

生活習慣病の発症リスク低下についての具体例の1つに、「朝食を食べない習慣の人は、朝食を食べる習慣がある人と比較すると動脈硬化を発症するリスクが高まる」という調査結果があります。

動脈硬化と食事の関係
乾小児科内科医院のブログ

上記の図を簡潔にまとめると、朝食を抜く人は朝食をしっかり食べる人と比較すると、非冠動脈性動脈硬化症で1.55倍、全身性動脈硬化症で2.57倍リスクが高いとうことになります。

ベースブレッドを含む朝食の継続的な摂取は、上記のような疾病予防に繋がり朝食がいかに我々の健康に大切かがわかります。

ベースブレッドは肌荒れや便秘などに効果があるのか?

さてベースブレッドは完全栄養食※ですので、からだに必要な栄養素が概ね詰め込まれているはずですね。

体に不足している栄養素を補給すると、各栄養素の欠乏症を予防できることになります。

具体的に各ビタミン・ミネラルの欠乏が我々の健康にどのような悪影響を与えるかをまとめてみます。

栄養素欠乏症
ビタミンA皮膚がカサカサになる
夜盲症(暗くなると目が見えにくい)
乳幼児の発達遅れ
ビタミンB1脚気(からだのだるさ、手足のしびれ、下肢のむくみ)
ビタミンB2口角炎、舌炎、結膜炎
ビタミン6末梢神経炎、貧血
ビタミンB12悪性貧血
ニコチン酸舌炎、口内炎、腸炎
ビタミンC壊血病(鼻血、歯茎の出血)
ビタミンD乳幼児のくる病
骨軟化症、骨粗しょう症
ナトリウム倦怠感、食欲不振
カリウム不整脈、筋肉減退
カルシウム骨粗しょう症
リン倦怠感、脱力感
鉄欠乏性貧血
マグネシウム神経過敏症、精神障害
亜鉛皮膚炎、口内炎、感覚機能異常
食物繊維便秘

自覚症状が出ないまでも、慢性的にビタミン・ミネラルなどの各種栄養素が欠乏されている方は多いと思われます。
ベースブレッドはビタミン・ミネラルを多く含有しているので、上記の症状を予防する効果があるように思われます。

例えばビタミンA欠乏症は皮膚のカサカサを引き起こしますし、食物繊維の欠乏は便秘の原因となります。
これらの栄養素を含むベースブレッドは、肌荒れや便秘に効果があるように感じられます。

でも残念ながらベースブレッドが各種疾病を予防する効果があると言うことはできません

詳しくは、ベースブレッドが肌荒れに効果があるかを検証した記事に掲載しましたが、ベースブレッドは医薬品ではないため「ベースブレッドは肌荒れに効果がある」と謳うことは薬機法に抵触してしまいます。

ですので、ベースブレッドはビタミン・ミネラルが豊富に含まれると言うことはできるのですが、「ビタミン・ミネラル欠乏症の予防に効果がある」とは言うことはできないのです。

ただしベースブレッドは原材料に健康的な食材を多く使用していることや、栄養的に五大栄養素をそこそこバランス良くふくんでいる点は事実であり、長期的なベースブレッドの摂取は体に良い変化をもたらしていくはずです。

ベースブレッドはダイエットに効果があるのか?

ベースブレッドとダイエットの関係性についても、やはり便秘や肌荒れと同様に「ベースブレッドはダイエットに効果がある」と言うことは薬機法上できません

しかしながら、ベースブレッドは低カロリーでビタミン・ミネラルバランスが良好であるためダイエットには適した食品であるということは言えます。

私は朝食にベースブレッドを1袋食べ続けたことにより、1カ月で1.2kg痩せることができました
ベースブレッドを1カ月食べたからといって急に健康になるわけではありませんが、不適切な体重の増加は健康に悪影響を与えるため、適正な体重へ戻すための方法としてベースブレッドは選択肢の1つになります。

ベースブレッドを食べ続けて感じた負の効果

ここまでベースブレッドの効果・変化について記事を書いてきましたが、良い点しか書いていないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

実はベースブレッドを食べはじめて1つだけマイナス面での変化がありました。

それは食費が増えたという点です。

ベースブレッドは2袋で1食分とされており、味によって値段は変わるのですがおおよそ1袋で250円、1食当たり2袋で500円と考えていただいて差し支えないと思います。
1食500円と書けば安く感じてしまいますが、私の場合ベースブレッドの置き換えを行ったのは朝食です。

朝食に食パン2枚・卵1つ・牛乳200mlを消費した場合、朝の食費は150円前後程度ですので、ベースブレッドを朝食にすると3倍以上のコストをかけてしまうことになるわけです。

実際のところベースブレッドは腹持ちが良いので私の場合朝食に1袋食べるだけで昼食まで持つのですが、それでも1食250円は朝食に費やすことになります。
少し高いコストを支払ってでも将来の健康を得たいと思う人は、ベースブレッドを購入しても良いでしょう。

私がベースブレッドをたべはじめて感じた効果や身の変化まとめ

私がベースブレッドを半年間、朝食として食べ続けて感じた効果や身の回りの変化について記事を書きましたが、簡潔にまとめると次のような事が言えます。

ベースブレッドを食べ続けて起きた変化や得られた効果まとめ

ベースブレッドを食べると、健康的な食生活とともに時短効果が得られる。またベースブレッドは調理の必要が無いため、継続して朝食を摂れるようになる。
 

継続した朝食の摂取は脳や身体の働きを活発にする、便秘の改善、生活習慣病の発症リスクなどの効果が得られ、また各種ビタミン・ミネラルなど欠乏症、つまりは肌荒れや便秘などに効果を示す。

一方でベースブレッドは朝食としては高いため、健康にコストをかけて良いと思える人は朝食にベースブレッドを食べましょう。

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