ベースブレッドは胃もたれする?原因と対策を検証した

ベースブレッドは完全栄養食※なので、消化も良いはず・・・
そう考えていると以外と痛い目に会うかもしれません。

ベースブレッドはパン製品であり、一般的にパン製品は消化が良い食品として知られています。

しかしベースブレッドは一般的なパンとは原材料が少し異なるためパンよりは消化が悪い食品であると推察できます。

ベースブレッドは胃もたれしやすい商品なのか、またベースブレッドで胃もたれした場合はどうすれば良いのかを検証しています。

ベースブレッドで胃もたれした時の原因と対応策

「ベースブレッドは完全栄養食※なので体に良い」
このように思っている人も多いかと思います。

ベースブレッドは確かに栄養豊富な商品ですのが、消化が良いかどうかはまた別問題と言え、中にはベースブレッドを食べた後に胃もたれを起こしてしまう人も居るようです。

ただベースブレッドを食べた後に胃もたれをしたからと言って、必ずしもベースブレッドが原因であるとは言えません。

まず胃もたれとは何なのかを定義し、胃もたれが起こる原因とベースブレッドの関係性を検証し、対策について述べていきたいと思います。

胃もたれの定義と原因

まず胃もたれの定義をすると次のようになります。

食べたものが消化されず、いつまでの胃に残っているように感じる症状

そして胃もたれの原因として考えられるのは、次の2点です。

  • 消化が悪いものを食べた
  • 胃の働きが乱れている

前者は食べ物側の問題、つまりは消化する対象が悪いということです。
今回のケースではベースブレッドが原因ということになりますね。

そして後者は人間の体の問題、体調不良やストレスなどにより胃をうまくコントロールできていないことによるものです。

まずここで問題となるのは「ベースブレッドはお腹に優しい、つまり消化に良い食べ物か否か」という点ですね。

ベースブレッドは消化に良いのか?

ベースブレッドはパンなので、まずはパンが消化に良い食べ物なのかを確認します。
下記の図は、食べ物が胃に留まる時間の目安を図示したものです。

食パンと胃もたれ
第一三共ヘルスケアHPより引用


脂っこい食べ物が胃もたれすることは、経験上ご存じの方も多いと思いますが、例えば天ぷらの場合は消化に4時間もかかってしまいます。
一方でパンはわりと消化が良い食品で、胃の中に滞留する時間はおよそ2時間となっています。

しかしベースブレッドはパンだからといって消化に良い食べ物かと言えば、必ずしもそうとは言えません
確かにベースブレッドはパンですが完全栄養食※であるベースブレッドの原材料は多岐に渡るため、消化に良いものばかりではないからです。

ベースブレッドに含まれる栄養のうちとくに注意が必要となるのは食物繊維で、食物繊維は難消化性であるため胃もたれを起こしやすい性質があります。
ベースブレッドは食物繊維が豊富に含まれているため、ベースブレッドが胃もたれの原因になっていることは十分にあり得る話です。

ベースブレッドの過食・早食いも胃もたれの原因

ベースブレッド自体の問題ではなく、ベースブレッドを食べる方法が悪く胃もたれの原因となる場合もあります。

その「胃もたれの原因となるベースブレッドの食べ方」とは早食いや過食です。

ベースブレッドは1食分2袋となっており、2袋というのはなかなかボリュームがあります。
しかし中には1食分で3袋、4袋と食べてしまう方や、食事を早く終えたいためにベースブレッドを一気に食べてしまう方もいるでしょう。

そうした消化に悪い食べ方は胃もたれの原因となり得ます。

ベースブレッドを寝る前に食べると胃もたれの原因となる

またベースブレッドを食べるタイミングも問題となります。

就寝時には消化機能が低下しているため、胃もたれの原因となります。
寝る前にベースブレッドを食べている人は、食事を摂るタイミングが原因で胃もたれを起こしている可能性も考えられます。

またベースブレッドを夕食に置き換える場合の注意点としては、21時までに食事を食べ終えることが重要であると言えます。

体調が悪ければベースブレッドに関係なく胃もたれすることも

胃もたれの原因は食材側だけではありません。
ベースブレッドを食べる側が胃もたれしやすい体質や状況であることも考えられます。

例えば仕事や勉強によるストレスは胃腸の働きを抑制し胃もたれの原因となります。

また高齢になると胃腸の働きが衰え、ベースブレッドを消化するのに長い時間がかかるようになります。
結果、ベースブレッドが長い間胃に留まることとなるため、高齢は胃もたれの原因となるわけです。

ベースブレッドを食べて胃もたれしたらどうしたら良い?

ベースブレッドを食べると上記のような理由で、胃もたれを起こしてしまう可能性があることがわかります。
ではベースブレッドで胃もたれが起きたらどうすれば良いのでしょうか?

原因によって対応策は異なるのですが、以下のような点がベースブレッドを食べて胃もたれした際の解決策であると言えるでしょう。

  • ベースブレッドの量を減らす、ゆっくり食べる
  • ベースブレッドを就寝前に摂取しない
  • 睡眠をしっかりとるなど体調管理を見直す

まずベースブレッドの過食・早食いが原因で胃もたれをしている場合は、ベースブレッドの量を減らしたり食べるスピードを落とすなどの対策を講じましょう。

また就寝前に夕食としてベースブレッドを摂取していることが原因で胃もたれをしている場合は、できるだけ早めに夕食を摂取するよう心がけましょう。

ベースブレッドに限った話ではないのですが、一般的な食事の消化には2~3時間程度かかることが多いです。
ですので、ベースブレッドを夕食にしている人で胃もたれを感じやすい人は少なくとも寝る3時間前にベースブレッドを食べきれるよう時間を調節した方が良いでしょう。

最後にベースブレッド側の問題ではなく、ストレスや高齢による胃腸機能の低下が原因で胃もたれが発生する場合もあります。

ストレスが原因の場合は睡眠をしっかりとるなど体調管理の改善を行うこと、高齢が原因の場合は摂取量を減らしてゆっくり食べることが胃もたれ回避に繋がります。

ベースブレッドで胃もたれした場合の原因と対策まとめ

最後に本記事の概要をまとめてみたいと思います。

ベースブレッドで胃もたれした場合の原因と対策

一般的なパンは消化が良いと言えますが、ベースブレッドは食物繊維が豊富であることなど、原材料が多種類使用されているため消化が良いとは言い切れません。

 

ベースブレッドを大量に食べた、早食いした、就寝前に食べた、などの原因により胃もたれを起こす場合もありますが、一方で個人の体調不良、ストレス過多、加齢による胃腸機能の低下などの理由も胃もたれを起こす原因となり得ます。

 

ベースブレッドで胃もたれした場合は、ベースブレッドの量を減らす、ゆっくり食べる、就寝3時間前にはベースブレッドを食べ終えるなどのベースブレッド摂取方法を変えるのが1つの対策です。

 

各個人の体調が原因となる場合は、睡眠をしっかりとる、ストレスを低減させる、年齢に合わせた食事量と食事速度を考えるなどの方法が重要になります。

また同じ腹部症状であっても、ベースブレッドを食べて下痢や腹痛の症状が発生した場合、同じくベースブレッドを食べておならや膨満感が出た場合はそれぞれ原因および対応策がことなりますので、ご注意ください。

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